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あかつき矯正歯科クリニック

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歯列矯正の仕組み

こんにちは♪あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です♪

 

暑い日が何日か続いてますね。今年も春はすぐに終わってしまい夏が長そうですね!

特に今年の夏はとても暑くなるようで、早い段階から紫外線対策や熱中症対策をした方がよさそうです。普段から水分はこまめに摂るようにしましょう♪

暑さに負けず、元気に過ごしたいですね!これから梅雨の時期になります。蒸し暑かったり気圧の変動で体調崩さないように気を付けましょう!

 

今日は歯列矯正の仕組みについてお話します。

矯正治療で歯を動かすとき、体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか。

はじめに歯の周りの組織について説明します。

 

歯は顎の骨(歯槽骨[しそうこつ])から生えています。

歯の根の部分(歯根[しこん])と歯槽骨の間には歯根膜[しこんまく]と呼ばれる繊維状の組織が存在します。

この歯根膜は、物を咬んだ時にその硬さなどを感知する圧力センサーとしての機能を持っており、咬む強さ等を自動的にコントロールする大事な役目を果たしています。

 

歯に矯正力がかかった時の歯の組織変化ですが、

歯に矯正力が加わると片側の歯根膜は伸びて反対側の歯根膜は圧縮されます。そうすると歯槽骨の表面に変化が起きます。

伸びた歯根膜の先の歯槽骨面上では骨芽細胞と呼ばれる骨の元になる細胞が現れ、歯槽骨を新しく造っていきます。

圧縮された歯根膜の歯槽骨面上では破骨細胞と呼ばれる骨を溶かす細胞が現れ歯槽骨を吸収していきます。

 

矯正治療の治療期間が長い理由ですが、

骨の形成と骨の吸収による変化は自然状態でも成長に伴って行われています。

骨の吸収により古くなった骨が壊れる一方で新しく骨が作られる骨の形成を繰り返し新陳代謝を行っています。

矯正治療はこの作用を活かしたもので、歯に矯正力をかけることにより部分的に変化を与えて骨の形成と骨の吸収を起こして徐々に歯槽骨の中の歯を移動させるものです。

 

歯を動かすには適正な矯正力というものがあるため、強い力をかけたら歯が早く動くというものではありません。

強い力がかかると歯根膜に変性組織が生じたり、歯槽骨が溶ける「歯根吸収」を起こすといった障害が起きることがあります。

適正な力で組織変化を起こして歯を動かしていくことが望ましいのです。

 

「矯正歯科ネット」より

 

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2017年06月09日
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