矯正治療中のむし歯予防

こんにちは！あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です♪

暑い日が続いていますね。関東も梅雨明けし、いよいよ夏本番ですね！

水分や塩分をしっかりとって熱中症対策していきましょう！

今日は矯正治療中のむし歯予防についてお話します。

歯に固定式のマルチブラケット装置がつくと、どうしても歯磨きがしにくくなります。

歯磨きがしにくいからと言って歯磨きをおろそかにしているとむし歯になってしまいます。

歯磨きをおろそかにし歯の表面にプラーク（歯垢）がついたままにしておくと、歯の成分であるリンやミネラルの成分が溶けだし歯の表面が白くなります。これを脱灰と言います。その脱灰した状態が続いてしまうとやがて歯の表面に小さな穴が開き、むし歯が進行していきます。

せっかく歯並びをきれいにしてもむし歯になってしまったら、歯の表面のツヤがなくなり白くカサカサした状態になってしまったり、茶色くなって小さい穴が開いてしまうので見た感じにあまりきれいとは言えません。

マルチブラケット装置を歯につけると、ミュータンス菌という虫歯菌が３．５倍増えると言われています。

むし歯菌であるミュータンス菌を増やさないように食後や就寝前はしっかり歯磨きをしていきましょう！

矯正治療している方もそうでない方でも簡単にできるブラッシング方法をご説明します！

①フッ素入りの歯磨剤を歯ブラシに２センチ出して、２～３分鏡を見ながらブラッシングします。

②ブラッシングが終わったら、少量の水（コップの四分の一くらいの量）で３０秒間よくブクブクうがいをします。

③その後２時間飲食を控えます。特に食後や就寝前に行うと効果的です。

むし歯がハイリスクの国であるサウジアラビアで研究した結果、この方法でむし歯が５倍減少できたと言われています。

歯磨きももちろん大切なのですが、むし歯はフッ素を使っていただくことで予防できますので、フッ素が最大限に入っている歯磨剤を使用するようにしましょう！

夜の歯磨き後にフッ素のジェルで歯をコーティングして寝ていただくとより効果的です！このフッ素のジェルは矯正装置がついている方もそうでない方も使用できますので、ぜひ使用してみてください♪

フッ素ジェルについてご興味のある方はスタッフまでお願いします♪

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