みなさんこんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
だんだんと暖かくなってきて、梅や川津桜が咲いてきましたね!
日中と夜とでは寒暖差がまだあるので体調管理には気を付けましょう!
さて、今回は最新式の装置を使った裏側矯正(舌側矯正)についてです。
従来の裏側矯正の装置は、歯の裏側に装置を装着し、装置にワイヤーを通した後、細い針金やゴムで上から留める必要がありました。
留めている針金が飛び出して舌が痛くなることがあったり、形も少し角ばっていました。
もちろんこの装置でもしっかり歯は動きますし、仕上がりに問題はありません。
この従来の装置を開発した、都内で開業されている矯正の専門医の先生が、最新式の裏側矯正の装置を開発され、実用されることとなりました。
最新式の裏側矯正はアリアスという装置で、患者さんにとっては快適で、私たち術者にとっても効率がよく、操作も簡易な装置です。
患者さんにとってのメリットは、摩擦がおきにくい装置のため、弱い力で歯を移動させることができるので、痛みが少なくすみます。
形も従来のものよりも丸みをおびているので舌にあたるかんじが滑らかになり、発音もしやすくなりました。
従来の装置と違い、ゴムや針金で留めず、装置自体にふたがついており、そのふたを閉めることによってワイヤーを固定するため、汚れが溜まりにくい構造になっています。
術者にとっては、ふたの開閉でワイヤーの着脱が簡単にできるので、患者さんにとってもお口をあけっぱなしにしている時間が短縮できます。
発音もしやすくなったので、装置に慣れるまでの時間が短縮されます。
実際模型で練習してみると、コツはいりますが、ふたの開閉がとてもスムーズで、簡単でした。
すでに全国的に人気がある装置なので、装置の入荷を待つこともあるそうです。
当院では上だけ裏側、下は表側のハーフリンガルと、上下裏側のフルリンガルに対応できます。
患者さんのライフスタイルに合わせた治療を行うことができますので、最新式の裏側矯正装置に興味のある方は
ぜひ初診相談でいらしてください。