こんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
新学期が始まりましたね!新しい制服やスーツ姿の方をたくさん見かけます。初心を忘れずに日々を過ごしたいと毎年この時期になると思います。
環境が変化した方も多いと思いますが、体調を崩さないようにご自愛ください。
今日は、よい歯を育てるために必要な栄養素についてお話します。
丈夫な歯を育てるには、栄養バランスのよい食事が何よりも大切です。歯によい栄養素はどのような食品に含まれているのでしょうか。
歯の表面を作っている主な栄養素はカルシウムですすが、その土台はタンパク質でできています。カルシウムやタンパク質が効率よく働くためには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンⅮが必要です。
〇カルシウム、リン…歯の石灰化を助ける
〇良質なタンパク質…歯の土台を作る
良質なタンパク質とは、体内で合成することのできない8種類必須アミノ酸をバランスよく含んだタンパク質で、肉や魚、卵、牛乳、大豆などに含まれています。
〇ビタミンA…歯の表面のエナメル質をよくする
〇ビタミンⅮ…カルシウムの働きをよくする
〇ビタミンC…歯の中の組織の象牙質をよくする
どのような食品をとればよいでしょうか。
特定の食品に偏ることなくバランスよくいろいろな食品をとることが大切です。下記に記してあるのが栄養素を多く含む食品の例です。
〇カルシウム、リン…ヨーグルト、チーズ、ちりめんじゃこ、ひじき、高野豆腐
〇良質なタンパク質…牛乳、乳製品、卵、大豆、大豆製品、肉、魚介類
〇ビタミンA…ほうれん草、さんま、かれい、干ししたけ、しめじ
〇ビタミンC…ブロッコリー、小松菜、ピーマン、ジャガイモ、みかん
※脂溶性ビタミンであるビタミンA,Dは大量に摂取するとビタミン過剰症を起こしますのでサプリメントで多量摂取は避けましょう。
普段の食事に取り入れて、よい歯を育て歯を強化し、お口の中も身体も健康にして過ごしましょう♪
「よい歯を育てる食生活」より