みなさんこんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です
12月になり街全体がクリスマス一色になってきましたね!
寒くなってきているのでインフルエンザや風邪などに注意してお過ごしください。
今回は顎外装置(がくがいそうち)についてです。
顎外装置とは、漢字のとおり、お口の外につける装置です。
お口の外につけるので、頬や首にも装置が触れることになります。
当院では2種類の顎外装置があります。
ひとつはヘッドギアという装置です。
ファインディングニモという映画をご存じでしょうか?
中盤ででてくるキャラクターがヘッドギアをつけています!
お口の中にも装置が付いていますが、奥歯に別の装置をひっかけて、それと首につけるバンドをかけて使用します。
説明だけだとなんだかごちゃごちゃしているように感じますね。
これは上の奥歯を動かすための装置で、奥歯だけを動かします。
ワイヤーだけでは動かしづらいので、この装置を使います。
押されるかんじがするのと、首にもバンドが付くので、すこし邪魔なかんじがすると思います。
寝ているときに使用するので、これを付けたままおでかけしたりすることはありませんのでおうちで使用してもらいます。
もうひとつは、上顎前方牽引装置です。
こちらは上あごの成長を促進し、下あごの成長を抑制する装置で、反対咬合の場合に使用してもらいます。
反対咬合の方が全員使用するというわけではありませんが、レントゲン検査で使用するか決めます。
こちらも上の奥歯に装置をつけて、その装置とマスクをゴムでひっかけてしようします。
ヘッドギアと同じで、寝ているときに使用し、このままおでかけすることはありません。
どちらの装置も始めは装着するのに時間がかかりますので、保護者のかたに装着のお手伝いをおねがいしています。
お手伝いしてもらいつつ、自分でも鏡を見て装着するように練習してもらいます。
だんだん慣れてくると、鏡を見なくても装着することができるようになりますので、ご安心ください。
どちらのそうちもおおがかりで、寝るときもはじめは邪魔なので慣れず、取り外しも面倒ですが、
決められた時間きちんと使用することで、効果はとてもはっきり出てきます。
この顎外装置を併用して使用することで、矯正治療がスムースに進みますので、使用する場合は積極的に使用をお願いします。