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あかつき矯正歯科クリニック

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フッ素のつかいわけ

みなさんこんにちは!

あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。

やっと梅雨明けして暑い日が続きますね。

熱中症にならないよう、適度に水分補給をして体調を整えましょう!

今回はフッ素のつかいわけについてです。

フッ素の効果は3つあります。

1つは虫歯菌の動きを弱くする

2つ目は歯を強くする

3つ目はむし歯になりかけた部分を元に戻す(再石灰化)です。

ご家庭でもフッ素配合の歯磨剤などを使用している方も多いと思います。

乳歯がはえてき始めたらフッ素も使い始めます。

このころは歯磨き粉を使っても、飲み込んでしまうことがありますので、まずはフッ素濃度100ppmくらいの低濃度の歯磨き粉やスプレータイプのものを使用しましょう。

うがいをし、ペッと吐き出すことができるようになったら、フッ素濃度500ppm以上のものを使用し始めるとより高いむし歯予防の効果が期待できます。

この時期は、自我の発達により、保護者の仕上げ磨きを嫌がるようになります。

一日にフッ素を使う回数は多いほうがいいので、朝と昼はお子様に磨いてもらい、夜は保護者が磨く、などとするとよいでしょう。

ぶくぶくうがいができるのであれば、フッ素洗口も可能になります。

フッ素洗口は使用する回数によって濃度が変わってくるので、適正に使用すると効果がとても高くなります。

歯科医院でのフッ素塗布は、奥の乳歯がはえてきたころからはじめましょう。

歯科医院でのフッ素塗布に使用されるものは、自宅で使用する歯磨き粉や洗口液などと違い、フッ素の濃度が高くなっています。

自宅でもフッ素を使用し、歯科医院でのフッ素も併用すると、歯の表面にフッ化カルシウムが形成され、このフッ化カルシウムからフッ素が出るので、24時間低濃度のフッ素が歯にいきわたる、というしくみになっています。

当院でも治療の最後に高濃度のフッ素塗布をしています。

むし歯にならないようにご自宅でも適切にフッ素を使用しましょう!

2020年08月06日
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