こんにちは。あかつき矯正歯科クリニック歯科助手です。
雨の日が増え、梅雨に入った地域も増えましたね！
じめじめとした空気が嫌な時期ですが、今から水分補給を忘れず、脱水症状にならないよう気を付けてください♩

今回は、開咬についてお話します。
奥歯はしっかり噛んでいるのに、前歯がかみ合っていないかみ合わせのことを言います。
原因は、長期間指しゃぶりを続けている子や、口呼吸をする子、舌や唇を歯と歯の間にはさむくせのある子などに見らせます。
舌の使い方は歯並びに大きく影響し、つばを飲み込むときや発音の際に舌を突き出したり、舌で器用に遊んだりする子などは、多くの場合開咬になります。

開咬になると、前歯でものがかみ切れません。食べるときに、奥歯だけを使います。そのため、年齢を重ねると、前歯はきれいなのに、奥歯が次々とむし歯になってしまうのです。
開咬は気づきにくい不正咬合ですが、奥歯をしっかりかんだ状態で上下前歯にすき間がないか確認してください。
幼少期であれば、唇をしっかり閉じる、鼻呼吸に切り替える、舌を出さないようにするなど生活改善でよくなる可能性があります。
指しゃぶりは４歳になるまでに卒業させましょう。

「歯並びのよい子に育てるために」より