みなさんこんにちは! あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
蒸し暑い日が多くなってきましたね。こまめに水分補給をして、今年の夏も乗り切りましょう!
今回は顎間ゴムについてです。
顎間ゴムは、ブラケットで治療している方に使用します。
上の歯のブラケットと、下の歯のブラケットに小さい輪ゴムを写真のようにひっかけます。
ひっかけると伸びるので、その力を利用して歯を動かします。
この写真は、上の前歯を下げる場合のかけ方です。
他にも、下の歯を下げるかけ方や、上下の咬み合わせを治すかけ方もあります。
使用時間は一日中で、ご自分で取り外しをしてもらいます。
外すタイミングは、食事や歯磨きのときです。それ以外はつけていていただきます。
寝るときもつけて寝てもらいます。
お仕事や授業でどうしても外さないと支障が出る場合はもちろん外しても構いません。
外したタイミングで、使用済みの顎間ゴムは捨てて、次につけるときは、替えのゴムが入った袋をお渡ししますので、その中から新しいゴムを出して使ってもらいます。
あくびをしたり、大きなお口を開けると切れてしまうこともあるので、その場合も新しいゴムに替えていただきます。
ゴムをかけている時間が長ければ長いほど、効果がでてきますので、ご自分で治療を進めるようにしていくようなつもりで使っていただくといいと思います。
はじめのうちは鏡を見ないとつけられないですが、だんだん慣れてくると鏡を見なくてもつけられるようになります。
そうするとつけ外しも面倒でなくなり少し楽になります。
毎回同じ場所にかける場合や、かける場所が変わることもあります。
また、使用時間が長く、顎間ゴムの効果が大きい場合は、使用を終わりにすることもあります。
取り外しが面倒だったり、しゃべりにくいこともありますが、矯正治療を進めていくうえで大事なことなので、ご協力をお願いいたします。