こんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
梅雨が明けて一気に暑くなりましたね。
熱中症に気を付けながら、こまめに水分を摂ってお過ごしください。
日中に野外で活動されている方は特に注意して過ごしましょう!
今日は妊娠時の口腔ケアしついてお話します。
妊娠すると女性ホルモンが急激に増加することで、歯周病原性細菌が増殖しやすくなり、
また血管の透過性が高まり、唾液の粘性が高まって口腔の自浄性が低下することで
歯肉の炎症や出血が起こりやすくなります。またつわりによる食嗜好の変化や
歯磨きの困難、胎児の発育による食事回数の増加とそれに応じた口腔ケアが
不足しがちなことなどにより、口腔環境は悪化してむし歯や歯周病のリスクが
高くなります。
妊娠時に見られやすい歯やお口の中の問題は、
歯肉に腫れや出血がある
唾液が粘っこい感じがする
気分が悪く、歯磨きができない
食事回数が増えて、歯垢が溜まりやすく感じる
対策としては、
食事や間食の回数が増すので、食後の歯磨きやうがいをこまめに行うようにしましょう。
つわりの時にはできるだけ気分の良い時に歯磨きを行い、磨けない時は、
ぶくぶくうがいをしましょう。ヘッドの小さな歯ブラシを使うのもいいでしょう。
食嗜好も変わりやすいので、糖分の多い飲食物や酸性食品をだらだら食べるのは
控えましょう。
妊娠中に治療を受ける際、できるだけ楽な姿勢で治療を受けていただきます。
治療中に体調や気分が悪くなったり、何かあれば対応しますので、
遠慮なく申し出てくださいね。
妊娠によってむし歯や歯周病のリスクは高くなりますが、
適切な口腔ケアによって予防することも可能です!
矯正治療中は特にブラッシングが大変だと思いますが、無理せずに
妊娠期の口腔内の健康を保ち、安心して出産を迎えてほしいと思います。
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よろしくお願いします♩