みなさんこんにちは!
あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
今回はプレオルソについてです。
プレオルソは1期治療で使用する青い装置です。
上顎前突や、反対咬合、多少のガタガタな歯並びも治療することができます。
検査でレントゲンを撮って、プレオルソを使用するかしないかを決めます。
プレオルソは1日8時間〜10時間ほど使用します。
寝る時間が8時間であれば、起きている時にプラス2時間ほど使えれば使いましょう。
宿題をしながらや、テレビを見たりしている時にも使ってみましょう。
はじめは慣れないので、起きている時に使用して、慣れてきたら寝る時に使い始めましょう。
使用する際は、プレオルソをお口に入れ、舌をプレオルソのくぼみにのせます。その状態でお口を閉じるようにしましょう。
お口を閉じるのが難しい場合は、唇にサージカルテープを貼ってみましょう。
こうするとお鼻で息をしないといけなくなります。
鼻が詰まっている場合は、お口を閉じるのが難しいかもしれないので、そういう場合は起きている時になるべくお口を閉じるようにして、長く使いましょう。
プレオルソは口呼吸の方はお鼻で呼吸をする練習にもなるので、鼻が詰まってない時に練習してみましょう。
この装置は、正しい飲み込みの練習にもなります。
正しい飲み込みは、舌が前に出ないように、後ろに下がって飲み込みをします。
装置をつけたまま、舌で装置を前に押さないようにして、唾液を飲み込む練習をしましょう。
ここ装置は、縦の力には強いですが、横の動きには弱いです。
装置をつけたまま歯ぎしりをすると、横の力が加わるので、装置が裂けてしまいます。
わざとギリギリ歯ぎしりをしないようにしましょう。
この装置できちんと歯が動きますので、歯が押されて痛いような感じがあると思いますが、痛すぎる場合は使用時間を短くしてください。痛みがなくなったら通常の使用時間に戻してください。
装置が当たって痛い時は、装置を持ってご本人と来院してください。