成人の矯正治療(2期治療)
成人の矯正治療(2期治療)とは?
マルチブラケット装置を使用して、すべての歯を適切な位置に配列していきます。
歯を少しずつ動かしていきますので3~4週間に一度来院していただき、ワイヤーを交換し、装置の調整などを行います。
①成人の方や②子どもの矯正治療をされた(混合歯列期に治療を開始された)方の第二段階の治療となります。目安として、中学生以上の方、小学生でも成長が早い方はこの治療方法になります。
治療期間は約2~3年(来院回数24~36回)が目安です。
成人の矯正治療(2期治療)の装置いろいろ
装置の名前 | 治療内容 | 装置 |
---|---|---|
メタルブレース | ワイヤーを固定する部分が金属製のもっともポピュラーな装置です。費用はリーズナブルですが、金属製の部分が多いため、目立ちやすいというデメリットがあります。見た目は気にしないという方におススメです。 | |
クリアブレース | ワイヤーを固定する部分が透明(乳白色)と歯に近い色であるため、レギュラーブラケットに比べると目立ちにくい装置です。費用的にもそれほど上がらなく、しかも目立ちにくいので、この装置を選ばれる方が非常に多いです。 | |
セラミックブレース | セラミックでできた透明なブラケットです。 より目立ちにく、強度があるので壊れにくいです。 |
|
セルフライゲーションブラケット | ブラケット自体に小さなふたがついているのが特徴です。そのふたをしめることで、ワイヤーをゴムや細い針金で止めなくて済みます。そのため、摩擦が少なく痛みを感じにくいブラケットです | |
マウスピース型矯正装置 | マウスピース型矯正装置はワイヤー固定式の歯列矯正方法ではなく、透明なマウスピースを使って歯の矯正を行うものです。 | |
ハーフリンガル | 上顎をリンガル、下顎をクリアで治療を行います。上顎だけをリンガルにすることによって、目立ち具合が軽減され、しかも、リンガルのみで行うよりもリーズナブルです。 | |
舌側矯正 | 歯の裏側からの装置です。もちろん、表からは全く装置が見えません。装置は絶対に見せたくない方やお仕事の都合上、矯正していることを知られたくないという方に最適です。ただ、他の装置と比べると、費用が高くなってしまうというデメリットもございます。 |
2期治療の進み方
1.無料相談(約1時間)
患者さん一人一人に合った矯正治療について相談致します。不安なことや矯正治療の疑問など、なんでもご質問ください。
2.精密検査(30分)
レントゲン撮影、歯の型採り、噛み合わせのチェックなど矯正治療に必要な検査をしていきます。
3.診断(約1時間)
精密検査の結果をご報告いたします。現在の状況、そしてどのような治療をしていくのか治療計画の詳細なご説明をさせていただきます。治療計画にご納得また、契約書の作成、治療開始に向けての打ち合わせを致します。
4.治療開始
3~4週間隔で来院して頂き、治療をしていきます。
患者さんとスタッフの二人三脚です。美しい歯並びと良い咬み合わせを目指して頑張りましょう。
5.保定
きれいになった歯並びを安定させるための治療です。3〜12か月に1度来院していただきます。