こんにちは!あかつき矯正歯科クリニック 歯科衛生士です。
少しずつ気温が上がってきて衣替えの季節が近づいてきましたね😊
今日は顎変形症についてです。
顎変形症とは、上下の顎の骨の大きさ・形・位置のバランスの問題によって、顔の形と咬み合わせに異常が出ている状態をいいます。
そうなってしまう原因としては遺伝などの先天的な要因の他、指しゃぶりなどの癖による後天的な要因もあるといわれています。
多くの場合、顎が急成長する思春期の頃に症状が明らかになってきます。
顎変形症にはいくつかのパターンがあります。
➀顎の前後的な問題
<骨格性下顎前突>
上下の前歯が受け口(反対咬合)になっている状態
‘‘下顎が大きいために前に出ている状態‘‘ または ‘‘下顎の大きさは正常であるが上顎が小さいため相対的に下顎が前に出ているように見える状態‘‘
があります。
<骨格性上顎前突>
口元が飛び出して唇が閉じづらい状態
‘‘上顎が大きいために前に出ている状態‘‘ または ‘‘上顎の大きさは正常であるが下顎が小さいため相対的に上顎が前に出ているように見える状態‘‘
があります。
➁顎の左右的な問題
<顔面非対称>
顔が左右のどちらかに曲がっている状態
‘‘下顎だけがずれている状態‘‘ と ‘‘上下顎の両方がずれている状態‘‘ があります。
➂顎の垂直的な問題
<骨格性開咬>
奥歯は咬んでいるのに、上下の前歯に垂直的な隙間がある状態
前歯で食べ物を噛み切れないなどの症状があります。
これらのような顎の状態を改善するためには、外科的な手術を用いた矯正治療が必要である場合があります。
気になる方はご相談ください🤚