こんにちは。あかつき矯正歯科クリニックの歯科助手です。
オリンピックが開催さていますね!
今回は、時差もなく同じ時間で競技を観ることが出来るのが嬉しいですよね♪
歯並びに関わる癖についてお話します。
食べ物や水、ジュースを飲むときに、舌の先はどこについていますか?このような質問をすると、はてな?と考えてしまいます。
正常な人は、飲み込むときに上下の奥歯を軽く咬み、舌の先を上の前歯の少し後ろの歯肉につけて、口元の筋肉を緊張させないで飲み込みます。舌の癖がある子どもは、飲み込むときに上下の前歯の間に瞬間的に舌を押し出します。また、飲み込むときの前歯を押す力は、正常な人の2倍以上の力になるため、出っ歯や前歯が咬み合わないような歯並びになります。
また、指しゃぶりは指を上あごに付けて舌を下に下げる行為です。これを長い時間続けていると、舌を上に上げる筋肉を養うことができません。また、指を入れている時に唾を飲み込めば、舌の筋肉が異常な飲み込み方を覚えてしまい、指しゃぶりをやめても、そのまま異常な飲み込み方を続けてしまうことになりかねません。
赤ちゃんは生まれてから3歳までの時期に、お口の中にいろいろなものを入れて、びっくりしたり楽しんだり、面白いなどと、たくさんの感覚うを養ったりします。また、いろんな感情がわいた瞬間に声を出して言葉を学ぶチャンスにもあふれています。そんな時期に指しゃぶりをして学びのチャンスを減らすなんて、もったいないですよね。もしもお子さんが指しゃぶりをしていたら、手を使う遊びや別の興味を引く遊びに誘ってあげましょう。