こんにちは。あかつき矯正歯科クリニックの歯科助手です。
5月も下旬になり、もうすぐで6月になりますね。
今年も、もう半年経ってしまうと思うと早く感じます!!
お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。この歯垢の中には非常に多くの細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病の原因となっています。
歯周病とは、歯垢などが原因となり歯肉に炎症が起きて、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。 HP「日本臨床歯周病学会」より
また、あまり知られてはいませんが、歯ぎしりやくいしばり、噛みしめの癖は歯周病を進行させてしまう要因になります。これらの癖は歯や歯周組織に過度の負担(噛む力)がかかってしまいます。この過度の負担により歯や歯周組織にダメージが蓄積され歯肉の退縮や骨が溶けることを助長してしまします。
歯周病で大切なのは予防です。
1.正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切です
2.健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメンテナンスを定期的に受けることです。
3.歯肉に炎症などを認める場合は、歯ぎしりやくいしばり。噛みしめの癖にも注意することも大切です。
かかりつけの歯科医院をつくり定期的なメンテナンスを受けることはとても大切です。