こんにちは、あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
あっという間に5月も中旬に入りました。
これから梅雨に向けて雨が多くなると思いますが、元気に過ごして行きましょう♩
今日は歯並びに関する素朴な疑問などについてお話します。
Q矯正歯科治療中の痛みはどの程度でしょうか?
A痛みには個人差がありますが、いずれも慣れると気にならなくなります。
矯正歯科治療中の痛みには、主に2種類あります。
ひとつは、矯正装置によって歯が動くときの痛みです。これは多くの場合、はじめて矯正装置をつけたときや、
毎月の通院でワイヤーを調整した後に感じるものですが、ほとんどは数日間で気にならなくなるのでご安心ください。
痛みの程度には個人差が大きく、締め付けられるように痛くて食事をとることも難しいという人もいれば、
ほとんど痛みを感じない人もいます。痛みが強い場合は硬い食べ物は控えて、スープやお豆腐、お粥、
栄養ドリンクなどを利用しましょう。
そしてもう一つの痛みが、矯正装置が頬や唇の内側とすれてできる口内炎の痛みです。
動的治療を始めて間もないころは口が装置に慣れてないため、痛みを強く感じがちです。
装置がすれて痛いときは、ワックスを粘膜に当たって装置の上に張り付け、粘膜をこれ以上傷付けないようにしてください。
このワックスは万が一飲み込んでしまっても体に害はありませんが、食事、歯磨きの時は外しておきましょう。
このように矯正歯科治療には大なり小なりの痛みがつきものですが、歯が動く痛みの先に安定したきれいな
歯並びがあります。少しの間我慢をすることでたくさんの患者さんがより良い咬み合わせを手に入れていると
思えば頑張れる気がしますよね!
Q一時的にブラケットを外すことはできますか?
A短期間であれば外せます。
頻繁に取り外すことはおすすめできませんが、成人式や結婚式、あるいは病院での検査や治療などのために
1~2日ブラケットを外すことは可能です。ただし、そのためには矯正歯科に来院する必要があるため、
事前に予約を入れて、前日に外しておくほうがいいでしょう。用事が終わったら速やかにブラケットを
つけて治療を再開します。
何かわからないことや不安がありましたらご相談ください。
「おとなの矯正歯科BOOK」より