みなさんこんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
ついに関東地方も梅雨入りしましたね!ジメジメした日が続きますが、毎日元気に過ごしましょう!
今回は光学スキャナーについてです。
当院では患者さまのお口の中の歯型を採るときに、どろっとした材料をお口の中に入れて固まるまで待つアルジネート印象材を使った方法と
お口の中にカメラを入れてスキャニングしてデータで保存する方法と、二種類採用しています。
矯正歯科では治療前と治療後のお口の模型を保管しないといけません。
アルジネート印象材で歯型を採った場合は、石膏模型にしないといけないため、保管する石膏模型の量がどんどん増えていきます。
データで保存する場合は、パソコン上に保存されるため、必要な模型だけ3Dプリンターで模型にすればいいので、模型で保管する量は最小で済みます。
当院では昨年スキャナーを導入しましたが、今回新しい光学スキャナーを導入することになりました。
新しいスキャナーは操作も以前のものより楽になりましたし、時間も短縮することができます。
唾液の量にも左右されず、簡単にスキャンでき、唾液の多い患者さまでも、正確なデータを採ることができます。
従来は白黒でのデータ保存でしたが、カラーでのデータ保存ができることになったので、歯の色や歯ぐきの状態も確認することができます。
アルジネート印象材では、お口の中から外す際に、ほんの少し変形してしまい、変形したまま石膏模型にして装置を作成すると、変形したままの装置ができあがってしまうため、不適合な装置になってしまうことがまれにあります。
スキャナーではスキャンしたデータは変形することはありませんので、適合のいい装置をつくることが可能です。
また、この機械も、お口の中に入る部分は滅菌することができるので、とても衛生的です。
歯型を採ることが苦手な患者さんは、これでスキャンするととても楽だとおっしゃっていました!
新しい機械で患者様によりよい治療を受けてもらえるようにしたいと思います。