みなさんこんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
夏休みが終わり、学校が始まりましたね!2学期も学校の勉強や習い事、部活頑張ってすごしてください!
さて今回は舌の汚れについてです。
みなさんは歯磨きするときに舌も磨きますか??
歯医者さんで歯磨き指導を受けたこともあると思いますが、舌の磨き方はあまり教わらないかもしれません。
舌をべーっと出して、鏡でみてみてください。
舌の真ん中が白っぽい、黄色っぽいという方は、舌にもよごれがついています。
これを舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔とは、舌の表面に色々な種類の細菌や、食べカスなどが溜まったものです。
舌苔があるからといって、治療をするというわけではありませんが、舌苔がたくさん残っていると、口臭の原因や味覚に影響を及ぼす場合があります。
常にお口が開いている方は、お口の中が乾燥するため、舌の汚れが落ちにくいので、こびりついてしまいやすいです。
ストレスや加齢で、唾液の分泌が少ない方も舌の汚れを落としにくくなり、舌苔が増えてしまいます。
また、舌を置く位置も関係してきます。
通常は舌は上あごについてお口をとじているため、舌と上あごに摩擦が生じ、摩擦によって汚れが落ちていきますが、
お口がぽかんと常にあいていたり、舌が下の前歯を常にさわっていたり、反対咬合の方は舌が上あごに触れることができないため、どんどん汚れが溜まってしまいます。
舌苔をケアする方法は、お口をとじて、お口の中を乾燥させないことが大切です。
そして、常に舌をうわあごにつけてすごしましょう!
それでも舌の汚れが気になる場合は、歯ブラシを使って舌のお掃除をしましょう。
鏡を見ながら、舌をべーっと出し、歯ブラシで奥から手前に引くようにして、優しい力でみがきます。
この時に強い力をかけてしまうと、舌を傷つけてしまうので、注意してください。
これを歯ブラシに汚れがつかなくなるまで数回繰り返します。
舌のお掃除が終わったら、歯ブラシをしっかり洗って保管してください。
舌のお手入れをしたことがない方はこの機会にぜひやってみてくださいね!