あけましておめでとうございます!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
本年も皆様にとってよい年でありますよう、お祈り申し上げます。
当院は1月7日より新年の診療を開始致しました。
年末年始に装置が取れたり壊れたり、違和感などありませんでしたか?
何か困ったことがありましたら対応しますので、ご連絡してくださいね !
今日はあごのゆがみ(顎変形症)についてお話します。
顎変形症とは、あごにゆがみがあり、ものがうまく噛めないなど機能的な問題があることをいいます。
あごのゆがみにも上顎前突、下顎前突、開咬、左右非対称、下顎後退と様々なタイプがあります。
これらは上下のあごの形や大きさの異常、位置知のバランスの崩れなどによって発生するもので
見た目の問題だけでなく咬み合わせが悪くてしっかり噛めない、話しづらいなど、機能の異常となって現れます。
あごが変形する原因は様々ですが、先天的な要因としては遺伝が挙げられますが、けがや舌癖、
日頃の口呼吸といった悪習慣など、後天的な要因よる変形も少なくありません。
あごの変形によって前歯で麺類が噛み切れなかったり、睡眠中に絶えずいびきをかいたりと
日常に中での様々な問題につながります。
改善策として挙げられるのが、外科手術を併用した矯正歯科治療(外科手術)です。
外科矯正では外科手術によって上下のあごをもっともよい位置に動かすことを前提に、
術前と術後に矯正歯科治療を行います。
顎変形症の場合の治療の流れは、
初診相談
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精密検査
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診断
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全身の検査・・・外科処置を受ける医療機関で精密検査、手術について説明を受けます。
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術前矯正・・・術後に噛める歯並びを作るために手術を視野に入れた矯正歯科治療を行います。
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外科手術前検査・・・外科処置をする医療機関で術前検査など準備を行います。
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手術、入院・・・手術直後はあごを固定します。
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術後矯正・・・退院後、咬み合わせの微調整を矯正歯科で行います。
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保定・・・咬み合わせが安定したら矯正装置を外して保定装置で経過観察します。
このような流れになります。
手術と聞くと不安にに思うかもしれませんが、患者さんが抱きがちな不安に対して
口腔外科、矯正歯科で丁寧に説明します。気になることがあればご相談ください。