こんにちは!あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です!
1月も残り少しで終わりですね。
受験生の皆さんは試験勉強で忙しいころでしょうか。
試験当日は緊張されると思いますが、自分が今までやってきたことを信じて、
栄養と睡眠をしっかり摂って当日頑張ってください!
今日は『あごを育てる』についてお話します。
全身の筋肉や骨は運動することで育っていきます。栄養を摂れば大きく育つと思っている方も
多くいるようですが、どんなにたっぷり栄養を摂ったとしてもそれが細胞に取り込まれなければ
骨も筋肉も成長できません。細胞に栄養を取り込むために必要なもの、それが運動です。
しっかり食べて思いっきり体を動かすからこそ、子どもであれば体が大きく育ちますし、
大人であれば筋肉が増し骨も丈夫になります。かむことはあごの唯一の運動です。
食べ物をかむとその力は顔の筋肉を介して、頭蓋骨全体に伝達され、骨の細胞を圧迫したり
牽引したりします。そのように骨がたわむことで、骨を作る骨芽細胞が栄養を取り込み
骨を増やした結果、あごの骨が育つのです。
あごを育てるための食事は、とくに特別なものでなくてもいいのです。
どこにでもある食材をできるだけ種類多く利用して、1日3回しっかり食べましょう。
そしてできれば一口につき30回、右側で10回、左側で10回、両方で10回の
合計30回はかみたいものです。
硬いものを食べておけばいいと思いがちですが、そうではありません。
「何度もかむ必要のある食品」が良いです。例えば野菜でいうと根菜類。
ゴボウやレンコン、にんじん、大根、サツマイモなどを少し大きめに切るとよくかみますね。
高野豆腐やひじき、わかめや小魚などもかむ回数の多い食材です。
野菜は毎食、何種類も食べるようにしたいものですね。
「歯並びのよい子に育てるために」より