みなさんこんにちは！あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
桜が咲き始めましたね！
当院の目の前にある中学校のグラウンドにも桜の木がたくさんありますが、まだまだ満開には遠いですが、満開になるのが楽しみです。

今回はリカルデントガムについてです。
リカルデントガムはご存じでしょうか。
キシリトールのガムは食べたことがあるけどリカルデントガムは食べたことがないという方も多いのではないでしょうか。
違いがわからないかたもいると思います。

リカルデントガムは虫歯のはじまりである「脱灰」を抑制します。
脱灰とは、お口の中にいる細菌が生み出す酸によって歯のエナメル質の内側からミネラルが溶け出してしまうことをいいます。
脱灰は虫歯のはじまりともいいます。
リカルデントにはCPP-ACPという成分が入っていて、CPP-ACPには脱灰抑制の効果があり、酸によってミネラルが溶け出すのを抑えてくれます。

また、脱灰によって歯のエナメル質の内側かた溶け出したミネラルを再び歯に戻す動きを「再石灰化」といい、CPP-ACPはその再石灰化を強くしてくれます。

そして、CPP-ACPでミネラルを補強された歯のエナメル質は、むし歯の原因となる酸への耐性を増強します。

リカルデントは虫歯にならない丈夫な歯をつくる、と思っていただくとイメージがわきます。

一方、キシリトールは虫歯の原因となる酸をつくらない効果があります。
唾液検査で虫歯菌の量を検査しないとわかりませんが、虫歯菌が多い方はキシリトールがいいと思います。

リカルデントに含まれるCPP-ACPは、牛乳由来成分なので牛乳に対してアレルギーがある場合は、摂取できませんので、ご注意ください。

リカルデントガムやキシリトールガムを使用し、合わせてフッ素配合歯磨き粉もしようすることで、むし歯を予防したり歯を強くすることで、健康なお口を目指しましょう。