こんにちは。あかつき矯正歯科クリニック歯科助手です。
日が沈むのも早くなり、少しずつ秋を感じるようになってきましたね!
朝晩と温度差がある日も多くなっているので、体調管理にお気をつけください♪
今回は、おとなの方の矯正歯科治療についてお話します。
おとなになってから矯正歯科治療を始める人の約7割が、動的治療の前に抜歯をしています。
世の中には、「非抜歯矯正」をアピールしている歯科もありますが、矯正歯科の専門開業医は、すべての患者さんに非抜歯で
治療できるなどとは決していえないと口をそろえます。
発育期の子供なら、あごの成長を促して対処できる場合もありますが、成長発育が終わったおとなはそれが望めません。
その状態で無理に非抜歯治療をすると、歯の傾斜を大きくして、限られたあごのスペースに無理矢理歯を並べるしかなくなります。
その結果、治療後の後戻りが起きやすくなるほか、歯そのものにも問題が生じてしまうのです。
おとなの場合の治療ポイントは、あごのスペースの中で、いかに機能的で美しいかみ合わせをつくるか。
抜歯もよいかみ合わせをつくるための必要な隙間作りという治療の一環です。
もちろん、抜歯後の隙間は治療中に閉じてしまうのでご安心ください。
先生から抜歯をすすめられたら、納得したうえで治療を行いましょう!
おとなの矯正歯科BOOKより