みなさんこんにちは あかつき矯正歯科クリニックの歯科衛生士です。
年内は12月25日まで診療しております。
装置のトラブルや、ワックスが足りないなどあれば、電話でご連絡していただきご来院してください。
新年は1月4日から診療いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
今回は酸蝕歯についてです。
歯は酸性に弱く、酸性度の高い飲食物に長く触れるほど、化学反応を起こし分解して溶けてしまいます。
このように酸性の飲食物によって病的に傷んでしまった歯を酸蝕歯と呼んでいます。
現代の食生活には酸が多く含まれているので、酸蝕歯は簡単に起こってしまいます。
1日2回酸が歯に触れる機会があると、歯の表面が酸蝕歯のリスクにさらされてしまいます。
酸を含む飲食物は
果物やフルーツジュース、スパークリングウォーター、ワイン、炭酸飲料、お酢ドリンクなどです。
酸蝕歯になると
歯がしみやすい、歯の表面が濁っていたり、内部が透けて見える、前歯の先端部分が透けていてヒビが入っていたり欠けていたりする
などの症状があります。
酸蝕歯の予防法は
産生飲食物をとったあとはお水でお口をよくゆすぐ、酸性飲食物をだらだら食べたり飲んだりしない、寝る直前に酸性飲食物を飲んだり食べたりしない
などがあります。
日中の水分補給は、中性のお水や麦茶にする、フッ素を積極的に取り入れることも酸蝕歯の対策になります。
むし歯や歯周病もないけど歯がしみることが多い、という方は、食生活を見直されると良いでしょう。