こんにちは!あかつき矯正歯科 歯科衛生士です🦷
寒くなってきましたね、体調を崩さないように暖かくしてお過ごしくださいね☀
今日は歯と歯の間のケアについてお話しします。
皆さん毎日歯ブラシで歯を磨いていると思いますが、歯磨きの目的は食べカスを取ることとプラーク(歯垢)を取ることです。
プラークの中には何千万もの細菌が存在していてその中に虫歯菌や歯周病菌もいます。プラークをそのままにしておくとその菌たちが悪さをして虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
歯ブラシで磨いただけでは歯と歯の間のプラーク(歯垢)は落としきれないことが多いため、その部分から虫歯や歯周病になってしまうことが非常に多いです。
歯間ケアの方法としては
➀歯間ブラシ ➁フロス があります。
今回はフロスについてお伝えしていきます。
フロスにも種類があり、柄の付いたものと、糸だけを指に巻き付けて使用するものがあります。
柄が付いているものはF字タイプとY字タイプがあります。
のこぎりを引くように前後に動かして歯と歯の間に入れたら歯の側面に糸を押し付けるようにしてプラークをかきとります。
糸を入れるときバチンと歯肉に当たらないように気を付けてください。
糸だけのタイプは糸がワックスでコーティングされているものとされていないものがあります。
コーティングされているものは滑りがいいので歯間にスムーズに入れることができます
それとは反対に、コーティングされていないものは唾液に触れるとすこし膨らんで、よりプラークをからめとることができます。
指先から肘くらいの長さに切り、両手の中指に端から巻いていって親指と人差し指でつかんで操作します。利き手側に多めに巻いておくと良いです。
汚れた部分を利き手の指で巻き取ってキレイな部分を使いましょう。
◇プラークの除去率(正しく使えた場合)
F字フロス < Y字フロス < ワックス付フロス < ワックスなしフロス
◇使用の難易度
F字フロス< Y字フロス< ワックス付フロス<ワックスなしフロス
フロスは正しい使用方法で毎日行いましょう。
マルチブラケット装置が付いていてもフロスを通す方法はあるのでまたの機会に説明します✨