こんにちわ、あかつき矯正歯科クリニック歯科衛生士です😀
毎日厳しい残暑が続いていますが、皆さん体調にお変わりありませんか?
今日は舌癖(ぜつへき)についてお話させていただきます。
みなさんは日常生活の中で、本を読んだりテレビを見ているときに、
口をポカンと開けて舌が下の前歯に触っていたり、歯で唇を咬んでいたり、
飲み込む時に舌を突き出し歯を押すような動きをすることはありませんか❓
このような動きをすることを”舌癖”といいます。
舌癖のある人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり、歯を押しています。
そして、飲み込む時にさらに強い力で歯を押し出します。
さらに、いつも口を開けている人は唇や頬の筋肉が弱く、
外側から歯を押さえる力がないため歯がどんどんと前に押されてしまいます。
私たちは1日600~2000回、無意識に飲み込む動作をしています。
そのため、舌癖のある人は飲み込むたびに舌で歯を押していることになり、
出っ歯になったり、歯と歯の間にすき間が開いたり、上下の歯が咬み合わなくなることがあります。
このように、舌癖があると歯並びや発音に大きな影響を及ぼします。
舌癖が残ったままだと…矯正治療の進行が遅れたり、治療が終わったあと後戻りをしてしまう可能性があります。
また、正しい飲み込みが出来ていないことにより、むせやすくなることがあります😥
そのため当院では、”MFT(口腔筋機能療法)”といって、
歯並びをとりまく筋肉の働きを整えるためのトレーニングを行っています。
舌癖を治すことで、矯正治療をスムーズにし後戻りを予防します😊
そして、正しい飲み込みを覚えることによってむせにくくし、
将来的に誤嚥性肺炎などを予防することを目標としています✨
お子様だけでなく、成人の方も、気になる方はぜひ当院へ相談にいらしてください💁♀️