こんにちは🦷
あかつき矯正歯科クリニック 歯科衛生士です。
最近は寒い日が増えてきていますので体調には気を付けてくださいね❄
朝起きて、“顎が痛い” “なんとなく顎が疲れている” ということはありませんか?
もしかすると、寝ている間に歯ぎしり・食いしばりをしているのかもしれません。
それに加えて日中も無意識のうちに食いしばっていると、そういった症状が出てしまうことがあります。
基本的に上下の歯が接触している時間は、24時間のうち平均17.5分が正常といわれています。
会話であったり、食事をしている時のほんのわずかな時間だけ接触します。
日中食いしばっている癖がある方は、上下の歯を接触させている時間が長いため咬む筋肉が常に緊張している状態になります。
パソコンやスマホを操作している時や運転している時などに無意識に食いしばっている人が多いようです。
筋肉が常に緊張している状態が続くと、筋肉が疲弊し痛みに繋がります。
~日中の食いしばりの対処法~
◎メモやリマインダーをして合図があったら接触していないかチェック
◎食いしばっていることに気づいたら離すようにし、唇や顎の力を抜く
◎姿勢を良くする
◎顎のストレッチやマッサージを行って筋肉をリラックスさせる
◎痛みがあるときは硬いものを無理して噛んだり、長時間噛んだりしない(ガム・スルメイカなど)
◎頬杖をしない
◎重い物を運んだり、激しい運動をするときは特に注意する
◎ストレスを溜めない
睡眠時の食いしばりは無意識下のためコントロールすることは難しいです。
まずは日中気を付けて、1日のうちに食いしばってしまっている時間を少しでも減らすようにしてみてください。
そうすると顎や歯、筋肉への負担が減るので日が経つにつれて痛みが落ち着いてくる場合があります。
なかなか改善しない場合は別の問題が潜んでいる可能性もあります。
そのような時は自己判断せず、専門医に診てもらうようにしましょう。