皆さんこんにちは⭐あかつき矯正歯科クリニックのスタッフです。
お出かけするには過ごしやすく最適な季節になりましたね🍀
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本日は、「床矯正」についてのお話です🦷
床矯正は成長期のお子様の歯並び改善を目的とした治療方法で、永久歯が生えそろう前に治療を始めるのが望ましいと言えます。
一般的な矯正治療(2期治療)は歯を動かして歯並びを整えますが、床矯正では、お子様の成長に合わせ、少しずつ歯列の幅を広げていきます。
歯を支える 骨の成長が止まる前に、歯並びを正しい方向にガイドすることで、自然な歯列にすることが出来ます。
早期に床矯正による歯列矯正をすることで、将来的に抜歯を伴った大掛かりな治療を回避することが出来る場合もあります。
矯正治療において抜歯をしなければいけない原因は、顎に歯を整列させるスペースが取れない場合や上顎と下顎の位置関係の不調和などです。
乱ぐい歯などが代表的な例で、顎の骨や、歯の大きさが原因で歯がまっすぐに生えずに凸凹した歯並びになってしまいます。床矯正は子どものうちに予め歯を並べるスペースを確保するために行われる治療です🦷
“子どもの頃に床矯正を行えば、費用も安く、そして、簡単にお子さんの歯並びが治る”という間違った情報に翻弄されないことが大切です。
床矯正だけでは歯並びを改善出来ない場合があります。床矯正では大雑把な歯の移動しか出来ません。
床矯正で出来る範囲は、歯列の横幅を広げ て歯を並べるスペースを作ることと、内側から歯を押し、歯を並べることです。
重度のデコボコや出っ歯や受け口で前後的な顎の位置が関係している場合には、 付随して他の矯正装置による治療が必要になることがほとんどです。
デコボコの状態がひどい場合は、床矯正だけでの歯並びの改善は難しくなります。
その場合は、マルチブラケット装置を用いた矯正治療も併用して行います。
床矯正だけでは歯並びが改善出来ない場合、大まかな歯の移動を床矯正で行い、ワイヤーを使った矯正治療(2期治療)へと移行していきます。
矯正専門とする歯科医師の場合、床矯正だけでは治らないことまで想定し、矯正治療を開始する前にワイヤーを使った矯正治療(2期治療)まで含めた綿密な治療計画を立てます。
最終的に歯並びや咬み合わせがしっかりと改善させることをゴールとした矯正専門医による十分な診断と治療計画を立てることが必要になります🦷