こんにちは。あかつき矯正歯科クリニック歯科助手です。
梅雨に入り、ジメジメと雨が降る日が増えましたね☔
熱中症になりやすい季節となっていますので、こまめな水分補給を心がけてください☺
今回は乳歯についてのお話になります🦷
幼稚園の年中のころ、小さな乳歯にすき間が開いてきていませんか?
これは、永久歯が生える準備が進んでいるしるしなのです。
乳歯列は上下10本ずつの合計20本でできています。ところが、次に生えてくる永久歯は上下14本ずつの合計28本。上下4本ずつも増えたら、並ぶスペースが足りません。
乳歯列は2歳半~3歳くらいで生えそろいますが、はじめは歯の間にほとんどすき間はありません。でも、永久歯が生えはじめる6歳ごろまでの約3年間に、歯が植わっているあごの骨が成長して土台のスペースが広がるのです。歯と歯の間にすき間が開いてくるのは、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなのです。
そのあと、永久歯に生え替わっているあいだも顎の骨は成長し続け、20歳くらいでほとんどの人の成長は止まります。
「歯のしくみ 口のしくみ」より